カップいっぱいのグリーンティー

ジャニーズWESTと神山智洋くん、ときどき日常話のブログ

なんでもない日記、その1

たまには、というか今後は定期的になんでもない日記も書いていこうと思う。熟考しない文章を書くとすっきりするし。もう何年もメディア仕事をしているので、何か書くときにユーザー目線とか読者目線とかそういうものを考えてしまう。そして悩んじゃって全然書けない。自分で自分を縛ってストレス溜めてる感じ。やめだやめだ!

ホテル暮らし

7月はわりと忙しい1カ月だった。特に後半は自宅生活とホテル暮らしを交互にしてる感じ。ホテルは1人で7連泊とかしていたので、自由気ままでよかった。都内だとUber eatsのラインナップも充実してるし、好きなものを好きな時に食べられる。その分摂取カロリーも生活リズムも大変なことになったけど、それもまたストレス解消になってるので良しとする。

てらちゃんとの同棲は、始めたころよりストレスはないし、かなり快適に暮らしてるけどたまには1人で過ごす時間が必要だ。もし結婚したとしても、こういう機会は意識して設けていきたい。そのためにもちゃんと稼がなきゃ。リモートワークだとこうやって場所に縛られずに生活と仕事ができて良い。いつまで続くかは分からんけどね。非正規雇用だもんで!

初カウンセリング

ホテル暮らしの初日にカウンセリングへ行った。信田さよ子先生が所長を務めてたカウンセリングセンター。信田先生の本を読んで、理念というか考え方に共感できたので予約に至った。初回は60分とのことで、自分の生い立ちや家族構成、それから何に悩んでいるかについて聞かれたのだが、生い立ちと家族構成を話すだけで90分くらいかかった。つっこみどころの多い人生なので話すのに時間がかかるのはしょうがないんだけど、予定の時間をオーバーしすぎてて追加料金がかからないかヒヤヒヤした。大丈夫だったけど。

1回くらい行ったところで何が変わるわけでもないし、ごっそり解決するでもないことは分かっていたので今後も通うことにした。そこで何かが変わるというよりは、今は「通ってる」という事実が大切だ。自分のメンタルを直そうと行動している事実、それにお金をかけている事実。費用はいつか加害者に請求してやろうと思ってる。結構高いんだわコレが。

てらちゃんは相変わらず優しく、センターまで送り届けてくれたうえ、2時間近くかかったカウンセリングのあいだずっと近くのカフェで待ってくれていた。惨い体験を告白しなきゃならなかったし、心配だったんだろう。大丈夫かな、というのが表情に滲んでいた。私が受けた被害についてはそのうち弁護士にも相談したいと思ってるんだけど、それも手伝うと言ってくれている。優しい。

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てらちゃんが待っててくれたカフェに思い出のピカソがあった。

お誕生日会

ねぎちゃんのお誕生日会をした。外で飲むわけにもいかないので、いつもよりちょっと良いホテルをとって酒盛り。

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めちゃくちゃ広い部屋でテンション上がったし、駅ビルで買った刺身はみんな美味しいし、ビールも澪も八海山も美味しくてしこたま呑んだ。東京事変の『音楽』、それも『緑酒』の詞の素晴らしさについて熱く語ったのもよかった。「簡素な真人間に救いある新型社会」を樹立したい。そういうことから目を背けずにいたい。

夜更けに最近ハマっているSpacesをひらき、フォロワーさんが何人か聞いてくれてる中でねぎちゃんとあれこれ話してそれも面白かった。ライブ映像を観ながらワーキャー言ったり、遠征や現場の思い出話をしている瞬間にとてつもなく幸せな気分になり泣きそうになったりする。いや、そういえば泣いたような記憶もある。そうだ、自分の話をしてるときに泣いたわ。あれを聞いてる人がいたと思うと恥ずかしい。
私はずっと酒を飲み、ねぎちゃんが眠ってしまっても酒を飲み、1人でもフォロワーさんに向けて喋り倒していた。私はお喋りが好きなのだ。

7月前後に観た映画

『クルエラ』(2021)

久々にシネコンで鑑賞。お洒落をして観に行ったほうがいいという前評判を聞いて、気に入ってるセットアップにヒールを合わせて観に行った。

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たしかに衣装がとても良かった。カッコイイ。音楽も結構好きだったんだけど、誰かのレビューで酷評されていたので気持ちが萎んでしまった。さらに衣装についても、ギャランティがデザイナーに支払われてないとか、そういうニュースを見てしまって後から何とも言えない気持ちになるなど。それでも衣装が良かった事実は揺るがないけど。

『はるヲうるひと』(2021)

佐藤二朗さんの芝居が好きで、コミカルよりもむしろシリアスな芝居が好きで、そんな二朗さんが監督というので劇場へ行った。終始苦しい映画。苦しくて途中で席を立とうかと思う瞬間もあった。空っぽな人たち、空っぽだけど生きてる人たち、それでも明るく生きてる女、絶望してる女、男。しんどかったが観る価値があった。もう1度観たいかと言われるとあの苦しさを知ってるが故に躊躇するけど、入場特典でついてきたメイキングなどもしんどい思いをしながら全部見た。ぼんやりした感想をツイートしたら何故か二朗さんにリツイートされて、インプレッションが凄い数になって驚いた。

チャーリーズ・エンジェル』(2020)

Amazon primeに追加されてたので視聴。本当は劇場で観たかったけど去年は都合がつかなかった。実写版『アラジン』で惚れたナオミ・スコットはもちろん、クリステン・スチュワートもエラ・バリンスカも良かった。女が男に勝つ映画。女が女と連帯して勝つ映画。「フェミニズムを意識しすぎ」って言ってる人もいたけど、意識しすぎるくらいやらないでどうすると私は言いたい。女はたいてい添え物か被害者で、女の敵は女であるかのように描写される、世の中はそんな作品ばっかりなんだから、これくらい完全勝利する映画があってもええじゃないか。

7月前後に観たドラマ

『MIU404』(2020)

流行ってるときに観ればいいんだけど、結末を何週間も待つのが苦手なので、連ドラはまとめて観るほうが性に合っている。これもAmazon primeにあった。テンポがよくて入りやすい。7話で、りょうさん扮する弁護士が家出少女にシェルターを紹介してたのがよかった。「お家に帰りなさい」じゃなくて「行政を頼りなさい」と言うあたり、信頼できる脚本だなぁと思う。まぁ今の行政もダメダメなところいっぱいだけどね…マジで偉い人たちは何とかしろや。何の話だ。

『ザ・モーニングショー』(2019)

Apple TV+のドラマ。『キューティ・ブロンド』のリース・ウィザースプーンが出ていたので観始めたら素晴らしい作品だった。10話までほぼイッキ見。男性優位の社会で生きる女の話で、セクハラ問題を起点に物語が進んでいく。加害者が言いがちなあるある弁解も、そういうことを言う心理状態も描かれていてよかった。無意識に加害してるおじさんのおかしさ、クソさが表現されてる。日本で作ったらこういう本当の描写はできないだろう。アメリカっぽい朝の番組の断片を見られるのも面白い。「私たちファミリーよね!」みたいな。今後S2が公開されるらしいので、とても楽しみ。

『NUMBERS ~天才数学者の事件ファイル~』(2005~2010)

10年以上前にハマってたんだけど、やっとAmazon primeに追加されたのでまた観てる。S6まであって超長いから、観たいものがピンとこないときにちょっとずつ。基本的には1話完結なので観やすい。天才数学者の弟と、FBIのお兄ちゃんが協力して事件を解決していくんだけど、この兄弟がたまにめっちゃ仲良く微笑み合ったりするので和む。ナイスキャラのレギュラー陣のなかでも、弟とイイ感じの仲になるアミタという女性が聡明で好き。
どうでもいいけど、アメリカの作品に出てくるFBIの人って犯人を追い詰めるシーンとかでめっちゃ「エフ!ビー!アーイ!!!!」って連呼するよね。日本だと「警察だ!」って1回言って終わりだけど、アメリカの人は何回も言うからちょっと面白い。私も一度は思いっきり叫んでみたい。バッジを掲げて銃を構えながら、エフ!ビー!アーイ!!!!!!!!

洋画・洋ドラを多めに観てたからか、私の普段の仕草もアメリカナイズされていたらしく、てらちゃんに笑われた。あきれた表情とかが外国人風だったらしい。めっちゃいいじゃん。大げさなリアクションと粋なジョークをもっと身に着けて、ニューヨークの女になった気分で生きていこう。

その他インプットとか

あっぱ 『totem』2021/6/11

配信で観たライブ。あっぱを聴くといつも泣いてしまう。もう好きになってから10年も経つらしい。希死念慮で身動きがとれなくなったとき、何度も救ってくれてるのがあっぱの曲だ。ぐちゃぐちゃになるけど、そのうち落ち着いて生活に戻れる。一生聴き続ける。
これ系の配信ライブは初だったけど、結構ちゃんとした音と映像だったので満足感があった。手元のアップなどは配信ならでは。もちろん現場には勝てないが。

信田さよ子『家族と国家は共謀する サバイバルからレジスタンスへ』

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主に父親や夫からの加害、家族間の暴力について語っている本だけど、あらゆる被害経験に通じる考え方が詰まっている。一貫している信田先生のスタンスに共感するところが多くて、繰り返し読んでる。特に「加害者は被害者に責任を取るべき存在」「加害者像の構築こそが、被害経験に意味を付与する」「被害者支援に加害者へのアプローチは必須だ」「被害を認知することは服従ではなく抵抗だ」この辺りをスパッと言い切ってくれていることで救われたし、これは信頼できると思った。信田先生の他の本も読んでみたい。


ガス会社の特典だとかでU-NEXTの2ヶ月無料アカウントと2000ポイントをもらったので、8月はたくさん映画を観る予定。読みたいものも観たいものもいっぱいでマジで時間が足りないわ。仕事してる場合じゃねぇ〜〜〜