カップいっぱいのグリーンティー

ジャニーズWESTと神山智洋くん、ときどき日常話のブログ

頭の中の声

毎日大量の考え事をしていて、考えているというより喋っているという方が感覚的には近いけど、とにかくずっと頭の中の声が聞こえている。

「頭の中の声」という概念は何年か前にTwitterか知恵袋か何かで見てから自覚するようになって、あーいつも喋ってるコレは頭の中の声なのか、と気づいちゃってから無視できない存在になってしまった。それまではもう少し自然に共存していたような気がするのに。この「頭の中の声」っていうのは誰にでもあるものと思ってたから一定の人には共感されないということに驚いた。というか、共感しない人でも実際は言いたくないだけか自覚がないだけだろうと思っていたのだが、ねぎちゃんに聞いたら「本当にない」というので驚いた。ねぎちゃんは無用な嘘をつかないので信用できる。「え、じゃあ何も考えてないときって何も考えてないってこと?空っぽ的な?無音??」とまぁまぁ失礼な言い方でつっこんで聞いても「まぁそうだね」とカラッと返ってきたのですごいなと思った。無音ってどんな状態だろう。

私はというと、文字量で言えばここに書いてるような文章やTwitterに書いてるぶつぶつの10000倍くらい毎日喋っている。考えごと=頭の中の声の議論だし、見たものに対して何か言ったり、歌ったり、擬音でくちゃくちゃしたり、脈略なく笑ったり泣いたりしている。もちろん全て頭の中で起こっていることで、実際声に出したりしないし顔にも出していない(つもり)。これ「心の中」ではなく「頭の中」っていうのがミソで、感覚的には本当に頭の方から聞こえてるから言語化した人はすごいなと思う。私の場合はもうちょっと降りてきていて、喉の奥で喋ってるように感じることも結構あるんだけど。

歌ったり突っ込んだりは別として、議論してる内容は結構まともなプロセスを踏んで結論に至ることもあり、その思考の高まりを文字に起こしてまとめられたらどれほど良いだろうと思う。でも頭の中の声が喋るスピードって超速くて、どんどん次の話題に移って行っちゃうから追いつけないんだよね。これ書きながらでも瞬間ごとに別のこと喋ってるもん。「バナナって温めるとまずいよな」とか「明日の洗濯機回すの絶対忘れんとこ」とか。常にあっちこっちへ関心が動いてて、じっとしていてくれることがほとんどない。小さな頭の中にいるくせに随分と自由なやつだ。

これがいわゆる"特性"みたいなものに分類される症状なのかどうか、そんなことはどうでよくて。基本的には聞こえていていい存在だと思ってるし、むしろ無音のほうが居心地が悪い気がする。ただ眠りたいのに眠れないときの原因はだいたいこれなので、そこだけなんとかしたいんだけど、誰かコントロールする方法を教えてくれないかな。そんな方法ないっていうなら、潔く諦めます。つまり何が言いたいかっていうと、「睡眠導入剤が欲しいけど病院にかかるのは面倒だから眠れないことを渋々受け入れているよ」ってことです。おわり