カップいっぱいのグリーンティー

ジャニーズWESTと神山智洋くん、ときどき日常話のブログ

なんでもない日記、その2

なんつーか8月後半はモヤっとしたまま過ぎ去った。全く仕事が捗らなくてほとんどサボっているような状態だったし、家のこともあんまりできなかった気がするし、なんとも生産性のない日々だった。まぁそんな時期も必要かね。ここから切り替えていければいいけど。

ねむのきの感想が気になる

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モデルになった件をブログに書いたのもあって、やたらと『丘の上、ねむのき産婦人科』の感想が気になる日々。5場について言及してるツイートを見つけてはファボったりしている。わりと希望のあるカップルだと捉えてる人が多いようで、嬉しくもあり、果たしてそうだろうかと自問自答したり、ぐるぐると考えては分からなくなって投げ出してる。もしや、ずっと頭の中で議論してるから疲れるのか…?

私が思うところの「地獄」に共感してくれている女性が多いことにも気付けた。こういう考え方はあまり表に出てこないしググるのも難しいので、見つけるたびに「ほーらね!!」と得意げな顔をしている。喜んでいいものか分からないけど、共感を得られることはやっぱり嬉しい。「自分はやばい人間じゃないんだ、よかった」って安心できたりもする。

一方で、「妊娠・出産は自分に関係ない話だけど~」という感想をみるとツッコみたくなる。子供を持たない人生でも、妊娠・出産にまつわる問題に無関係とは言えないだろと私は思う。『ねむのき』に於いてはキャリアと出産の両立に悩む3場、子連れで出掛けることの難しさやついてまわる制限が語られる6場はわかりやすく社会と直結してる。妊婦や子連れの人が生きやすい&暮らしやすい社会を作っていこうよと、誰しもが前向きに取り組むべきで、つまり関係ない人なんていないのよ。

配信のぶんはこれから観るので、まだまだ『ねむのき』から考える時間は続きそう。

ワクチン延期の副産物

2回目に打つ予定のワクチンが異物混入ロットだったために延期になった。副反応に備えて長めに宿を抑えてたのに、全く無意味になっちゃってガッカリ…だったけどそのおかげでねぎちゃんに会えたしカウンセリングにも行けたので結果オーライ。

ねぎちゃんと会うと本当に楽しくて頭の中がパッカーン!ってなる。何を言っても「わっかる…!」の連続でドーパミンが溢れ出ちゃう。みなとみらいの夜景を見つつ、ジャニーズWESTのライブ映像を流して、思い出話で爆笑するの本当に楽しかった。
たぶん彼女と話してるときの私がいちばん本能に忠実。「自分って最低だけど最高なんだよね」っていうウザさ丸出しの話をしても頷いてくれるし、それが特に気遣いからくるものじゃないってのも分かるので、自己肯定感が爆上がりする。マジで一緒に住みたい。
2人でスーパーへ行って、缶ビールを買ったら年齢確認されて面白かった(今年29歳)。ねぎちゃんと一緒にいると何故かたまに聞かれる。ちゃんと仕事してるレジのお姉さん、偉い。

翌日は2回目のカウンセリング。いま思ってること、これからどうしていきたいかというのを聞かれた。目指すところが明確な部分も、まだ考えがまとまらない部分もあるけど、それも含めて思いつくままに話していたら「きちんと言語化できていて凄い」と褒められた。性被害に遭った場合、うまく語れない、言葉が出てこないという状態から始まることのほうが多いようだ。私はブログとかTwitterにぽつぽつ書いてるから、その段階をクリアできたのかもしれない。それでも語ることはしんどいし涙が出るけど、普段から書き物をしてる甲斐があった。

心の話だけじゃなくて、賠償請求に向けて早めに動いた方がいいという後押しももらえてよかった。とりあえずワンストップセンターに連絡して、来週あたりに法的支援について聞いてくる予定。このあたりの葛藤はまた別のエントリで書きたい。

最近観た映画

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期間限定でU-NEXTに入ってるのもあって、わりと映画を観た。本当はもっと観たかったけど、なかなか時間に余裕があるタイミングと体力のある日がぴったり合致しない。1年に100本くらいは観たいのになぁ。

8人の女たち』(2002)

何度も観てる好きな映画。最初に観たのはいつだったか…フランソワ・オゾンにハマってた時期だから高校生の頃?
とにかく女優陣がいい。特にカトリーヌ・ドヌーヴイザベル・ユペールエマニュエル・ベアールがいい。何度観てもいい。それから突然彼女たちが歌うフレンチポップ、フランス歌謡(?)もいい。サントラをAppleMusicに追加してほしい。
衣装のカラーが役によって分けられていて、キャラの個性が強調されてるところもいい。好き。

ロスト・イン・トランスレーション』(2003)

スカーレット・ヨハンソンソフィア・コッポラも好きなのでずっと観たかった1本。スカヨハが若くて素朴で可愛い。ビル・マーレイも最近までは好きだったんだけど、ルーシー・リューチャリエンのときに受けた扱いの話*1を読んでからちょっと無理になっちゃったので特にコメントなし。
いくら異国の地で孤独を感じていたとしても、あんなに若くて可愛いスカヨハが既婚者のおじさん俳優に異性としての魅力を感じるか?ってところにあまり納得がいかなくて、ラストはうーんって感じだった。友情の話だったらよかったのにな。

外国人から見た日本がいっぱい描かれてるのは面白い。日本人がほとんどヤバイ奴かダサい奴か無能な奴に描かれてるように感じられて笑った。『WASABI』もそうだけど、外国人から見た日本人ってめっちゃ極端だよね。ウケる。マシューが出てるのは知らなかったので、久々に見れてラッキー。
ソフィア・コッポラの映像は結構好きで、これも東京の映し方がかなり良かった。ネオンがギラギラしていて若者がいっぱいいて、ガチャつきまくってる新宿を見て「あ~この頃の日本はパワフルでいいな~」なんて思ってしまい少し悲しくなるなど。

『SOMEWHERE』(2011)

ソフィア・コッポラ2連続。これまた映像がいい。どのシーンもいい。いつかカフェをやるときがあったら、彼女の映画をずっとスクリーンに流しておきたい。カフェやらないけど。
娘役のエル・ファニングのビジュアルが絶妙で、子供らしい可愛さがあるけど大人っぽい表情も見える。少女でも大人でもない、ほんの一瞬しかない期間の魅力がいっぱい。尊い。終盤、涙するシーンもめちゃくちゃ良かった。私も両親の離婚を経験してるから感情移入したところもあるかも。

『トゥモロー・ウォー』(2021)

推しになりつつあるクリス・プラットが観たくて視聴。コロナの影響で劇場公開ができずにアマプラ配信限定になったらしく、確かに映画館で観たかったなというスケールだった。SFはあまり得意じゃないけど、前半の物語が後半で回収されたりして面白い。2時間18分あるけどダレない。クリス・プラットがつよつよで楽しい。アマプラのレビュー欄にある日本人のコメントがしょーもない理由で酷評ばかりなので恥ずかしい。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)

メリル・ストリープの映画が観たくてチョイス。共演はトム・ハンクスだし監督はスピルバーグだし、当たり前に良作。
女性経営者キャサリンメリル・ストリープ)の生きづらさや風当たりの強さを描いた部分はもちろんのこと、編集者ベン(トム・ハンクス)がその辛さに気付くきっかけが”妻の言葉”ってのも良かった…というか妻を演じたサラ・ポールソンが良かった。
メディアの端くれ人間としては、編集会議や校閲シーン、活版が出てきたのも嬉しかったり。

ラストで「報道機関が仕えるべきは、統治者ではなく国民です」という台詞があり、まさに今感じてる報道へのモヤモヤとリンクして「それな!!!!」と大拍手。テレビも新聞も、マジで頼むからちゃんと追及してくれ……ってかそもそも隠蔽体質の政治家がいること自体おかしいんだけど!(怒)

その他

●『点』(2017)
エンドロールで流れる曲、作品と合ってなくない?と思ったらそもそもその曲からインスパイアされた作品だったらしく、なんかすみませんという気持ちになった。本編は好み。

●『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(2004)
30回は観てるのでそろそろDVDを買うべき。理不尽な法律を蹴っ飛ばして最終的に女性君主になるというストーリーが最高。アン・ハサウェイが可愛い、クリス・パインがカッコイイ、宮殿の庭が好き。

●『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011)
メリル・ストリープは最高。あと衣装がいい。

●『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020)
前作までのシリーズが超面白いからどんでん返しのハードルが上がりすぎた。長澤まさみ様はいつまでも可愛い。

●『屍人荘の殺人』(2019)
公開当時、倫也さんがいっぱいプロモーションに出ていた記憶があったのに、本編はあまり出演していなくて残念。木村ひさし監督もわりと好きなだけに残念。神木くんと浜辺美波ちゃんは良かった。

●『ザ・ファブル』(2019)
岡田くん強すぎ。役云々の前に本当に強そうで面白い。血の描写がわりとエグくてちょっとウッてなった。

●『新解釈・三國志』(2020)
マイナス評価ってあまり言葉にしたくないけど、これはわざわざ書きたくなるくらいの残念さ。ギャグ要素が長くてしらけちゃうし、当時問題になってた「中途半端な外人顔」って台詞もやっぱりダメ。”小栗旬は「でもさ」って言いがち”のネタは笑えた。

8月に聴いてた音楽

毎年そうだけど、あまり夏っぽい曲は聴かなかった。というか今年は雨の日が多かったような。『ねむのき』に行く前日に泊まったホテルではゆっくりできたので歌ジャズのプレイリストをかけてて、トニー・ベネットレディー・ガガの名曲に出会えた。アルバム、早くぜんぶ聴きたい。

『Leave The Door Open』はグラミー賞の映像で聴いたときからめちゃくちゃ好きなんだけど、BETアワードのパフォーマンスを見つけてからより一層聴くようになった。

周りでノッてる女が最高。私も彼女たちの仲間になってリビングで踊ってる。元気になる。


9月はもうちょっと社会人らしく生活できたらいいな。やることやる、朝起きる、夜寝る。当たり前のことをやるのってむちゃくちゃ難しい。